榎本 喜八【3】
孤高の安打製造機
.351 24本 74打点
【獲得タイトル】
首位打者、最高出塁数、最多安打、ベストナイン、オールスターMVP
【プロ経歴】
1955年プロ入り
毎日オリオンズ,毎日大映オリオンズ,東京オリオンズ,ロッテオリオンズ (1955〜1971)ー西鉄ライオンズ (1972)
昭和の安打製造機といえばこの人であろう職人肌の左打者。高校入学時に荒川博に言われた「これから3年間、毎日朝5時に起きて登校する前に500本素振りすれば、世話してやる」と言葉通り素振りを続けてオリオンズにテスト入団を果たした。1年目から卓越した打撃技術でレギュラーを掴み取り打率.298と高卒離れの成績を残した。以降はオリオンズの中心打者として活躍し1963年には「神の域」と呼ばれる現代で言う「ゾーン」に突入したが、以降はこの神の域を求める苦しさに悩まされる事となった。徐々に主力が抜けていくオリオンズでマークも厳しくなる中1966年には首位打者を獲得し1968年には最年少2000本安打を記録。1970年以降は徐々に成績を落として西鉄移籍後の1972年に現役引退。引退後は現役時代の職人肌や時たま見せる奇行もありコーチ就任などの話もなく球界から身を引き2012年に逝去。気難しい人というイメージであったが、晩年でもファンからの色紙のサインして返すなど最期までプロ野球選手としてあり続けた。
パワナンバー11900 60886 85529
【査定】
(プルヒッター)
打球は基本的に右方向
(威圧感)
各球団のエースから恐れられていた
(窮地○)
追い込まれても打ち取れる気がしない天才打者として
(粘り打ち)
三振20とかいう超人的な成績
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